【B’z機材】ついに発売決定!完全網羅のギターブック!

2021年3月27日、松本さんが還暦を迎えたこの日、待ちに待った書籍の発売決定が公式発表されました。

今回は個人的に期待していることをちょっとだけまとめてみます。

ギターブックに期待していること

まず公式発表された内容を改めて見てみます。

200本を超えるギター・コレクションを完全網羅。代表曲のモチーフともなったシリアルナンバー「#1090」の1954年製ストラトキャスター、世界的に見ても貴重なビンテージ・ギターの数々、歴代のシグネチャー・モデルなどを詳細な部分写真とともに紹介しています。さらにアコースティック・ギター、ギター・アンプ、エフェクター、ストラップなども掲載。TAKサウンド、TAKトーンの真髄に迫るギター・ファン垂涎の仕上がりです。(https://bz-vermillion.com/news/210327.html)

この内容から全所有ギターの「現在の姿」が見られると期待されます(一部のギターは2018年開催の「B'z 30th Year Exhibition "SCENES" 1988-2018」で展示されましたが現役使用時からさらにアップデートされている個体もありました)。

以下は(極めて)個人的に期待していることです。

期待していること

  • YAMAHA MG-Mシリーズの詳細写真(MGの写真は意外と少ないんです…)
  • 存在が確認されているが専門誌で未紹介の個体
  • 各専門誌で説明が不一致の個体の詳細

個人的には現在松本さんの手元にあるYAMAHA MG-Mシリーズの全紹介・詳細写真・詳細解説を特に期待しています。当時は掲載されている専門誌も一部だったことに加え、新モデル開発のスピードが早く次から次へと進化したため一本一本の使用期間も短く、意外と同一個体の写真が少ないんですよね。

また「原則的に使用しなかったシグネチャー・モデルのプロトタイプは返却」とされていることから、ヤマハ・ギブソン共にどのプロトタイプが現在も松本さんの手元に残されているのかにも興味があります。

ちなみに意外と気付いていない方も多いのですが、専門誌といえども必ずしも各ギターの詳細情報を提供されているわけではなく、各専門誌で説明が一致しないことが多々あります(特にピックアップ)。

幸いなことに既に解禁されている情報として、松本さんと長年親交があり、ヴィンテージ・ギターをはじめとする数多くの個体の手配やメンテナンス・カスタマイズを担当されてきた都内楽器店が今回は各ギターの情報確認に協力していることからシグネチャー・モデル以外の情報はアップデートされる可能性が高そうです。

その他に期待していることとして、3月28日放送の『YOSHIKI CHANNEL』内の「B’z 松本孝弘 × X JAPAN YOSHIKI Online スペシャル対談」にて松本さんご本人から語られたヴィンテージのコリーナ・フライングVをはじめとして専門誌で未紹介の数多くの個体の写真・解説です。

以下はその一部です。

専門誌で未紹介の個体(一部抜粋)

  • 配信ライブ「5ERAS Day5」で使用されたエクスプローラー
  • オープンゼブラPU搭載の白いTAK DC(EMG製PU搭載品とは別個体)
  • トラスロッドカバーにB'z20周年記念ロゴが入っている黒いTAK DC(ドキュメンタリー番組内で登場。※DC CUSTOM EBONYとは全くの別物です!)
  • 2本目の赤いSadowsky製ストラトタイプ(2012年北米ツアーリハーサル映像で登場)
  • ヴィンテージと思われる黒のレスポール・カスタム(主にファンクラブ会報内写真で登場)
  • トラスロッドカバーに「Tak Matsumoto」の文字入りのフライングV(2019年の一部公演で使用)
  • レッドサンバーストにリフィニッシュしたとされる元金色ドラキュラのMG-M Custom(ギターテック談)
  • メタリック・パープルでPUがSSH配列のMG-M(初期の作曲用ギター)
  • EMG製PUに換装後のTak Burst #TAK 202(「B'z Treasure Land」パンフレットのみ掲載)

ちょっと思いつくだけでも結構ありますよね。これらの個体の写真や解説が掲載されることを期待しています!

おわりに

以上、簡単にですが個人的に期待していること、専門誌で未紹介の個体を挙げてみました。

運よく発売日の5月10日に『生産限定BOX』が手元に届くことになっていますので、確認次第各記事に簡潔なコメントを追記する予定です(写真は…是非購入してご自身で確認していただきたいと思います)。