【B’z機材】YAMAHA MG-Mシリーズの変遷その4~MG-M Custom編~

2021年5月10日発売の『TAK MATSUMOTO GUITAR BOOK』(以下「ギターブック」)で新たに判明した内容を含めて更新しました。

また、複数の個体でヘッド裏に"MG-MIIIC"と表記されていることから市販品を"MG-M Custom"、プロトタイプを"MG-MIII Custom"に表記変更しました。
記事タイトルはわかりやすさを重視して"MG-M Custom"のままにします。

今回は対レスポールというテーマのもとで開発された"YAMAHA MG-MIII Custom"についてまとめていきます。

これまでの専門誌、ライブ映像、そして2018年開催の「B'z 30th Year Exhibition "SCENES" 1988-2018」(以下「エキシビション」)の会場で肉眼で確認できた内容をまとめていますが、一部に個人的推測もありますので誤報もあると思いますがご容赦ください。

【B’z機材】YAMAHA MG-Mシリーズの変遷その1~MG-M編~ 【B’z機材】YAMAHA MG-Mシリーズの変遷その2~MG-MII編~ 【B’z機材】YAMAHA MG-Mシリーズの変遷その3~MG-MIIG編~

MG-MIII Custom Prototype Zebra, Sunburst, Natural

写真左・中央・右:シンコーミュージック『GiGS』1993年11月号 P.164

これまでの丸みを帯びたボディシェイプとは違い角ばったボディシェイプが印象的で、一見してこれまでのMG-Mシリーズとは違う設計のモデルであることが分かります。

プロトタイプは公表されているだけでも3本あり、最初に作られたのは写真右の無塗装のナチュラルのモデルで「B'z LIVE-GYM '93 "RUN"」(以下「RUNツアー」)で初登場しました。

写真左のゼブラフィニッシュのモデルは後の完成形のモデルと比較してやや大きめな縞模様が印象的で、B'z結成以前に使用していたビル・ローレンスのゼブラ柄のギターをモチーフにしていて「B'z LIVE-GYM Pleasure '93 "JAP THE RIPPER"」でメインギターとして使用されました。

写真中央のサンバーストのモデルはステージでは使用されていないようですが、B'zのシングル「Don't Leave Me」のMVでその姿を見ることができます。

画像:シンコーミュージック『GiGS』1993年11月号 P.164

"MG-MIII Custom"はレスポールのサウンドキャラクターを損なうことなくロック式トレモロを有するMG-Mに移植するという松本さんの要望に応える形で開発されました。

ボディ材は上の写真のようにメイプルトップ、マホガニーバックを基本にしつつ、レスポールのニュアンスに近づけるためにメイプルの間にスプルースをはさむ独特のラミネート構造になりました。当時の専門誌によるとスプルースをはさむことにより、より倍音の豊かな「鳴り」が実現したとのこと。

結果としてボディ厚が52mmになっていますが、これはレスポールとほぼ同等の厚みでこれまでのMG-Mシリーズと比較して重くなっています(実際に手にしてみると現在の水準より重めだった当時のレスポールよりはかなり軽量な仕上げですので、MG-MIIGまでのMG-Mシリーズと比較するとかなり重いと認識いただくと良いかと思います)。

ネックはレスポールをモチーフにしていて628mmのミディアムスケール、やや太めのグリップ、そしてセットネックを採用しています。材質は強度と響きを重視した結果メイプルとマホガニーの5ピースネックになっていて、ナチュラルのモデルを見ると材構成がよく分かります。

指板はメイプルでポジションマークはこれまでの黒ドットからこのモデルのイメージに合うものとして松本さん自身が選択したとのことですが、ナチュラルのモデルのみドットで12フレットが当時松本さんが付けていたチョーカーを模したものになっています。

ピックアップはフロント・リアの2ハムバッカーで共にディマジオ製が採用されていてフロントが"PAF"、リアが"The Tone Zone"でダイレクトマウントされています(ナチュラルのモデルのフロントピックアップはボビン材、ベースプレート形状から恐らくヤマハ製のプロトタイプと思われますが詳細は不明)。

ちなみにゼブラとサンバーストのモデルのリアピックアップはよく見るとボビンに"Dimarzio"の刻印があるようなので、市販品のMG-M CUSTOMと同様にヤマハOEMの"YGDH-6B (The Tone Zone)"が搭載されていると推察され、フロントも同様に"YGDH-5B (PAF)"と推察されます。

コントロール系は1ボリューム、ピックアップ・セレクターは3点式のレバータイプになっています。またハードウェアはこの機種だけのミラーブラックが採用されていて写真では黒っぽく見えますが照明の当たり具合や見る角度によって印象が変わるので非常に格好いいです。

ロック式トレモロユニットは"Rockin' Magic-Pro III"(以下「RM-PRO3」)が搭載されていてスタッドがプロトタイプのみマイナスタイプが使用されています(市販品は六角レンチタイプ)。ロックナットおよびストリングリテイナー(所謂テンションバー)はこれまでのヤマハオリジナルからフロイドローズ・オリジナルと同形状の裏止めタイプに変更されています。

アームバーはフロイドローズに換装済!

このプロトタイプを含めて松本さん本人仕様で"RM-PRO3"が搭載されている個体はアームバーがフロイドローズ・オリジナルに換装されています。ゼブラとサンバーストのアームバーとトルクキャップがクロームメッキになっているのはそのためです。

当時派手にアーミングをキメていた松本さんのプレイスタイルに対応するために、ガタつきが少なくスムーズな操作感が得られるフロイドローズ・オリジナルのアームバー(受け側のハウジングも)に換装していたと推察されます。詳細は下記記事を参照してください

【B’z機材】ロッキンマジックプロ:本人仕様はフロイドローズのアームバー!

サスティーンブロックもフロイドローズ仕様!

⇒2022/11/13更新
スプリングキャビティのザグり位置が市販品とは異なる他、バックパネルに弦を通すスリットが開いていないことなどから、後述のダブルネックのモデル以外はサスティーンブロックもフロイドローズ仕様の特殊な"RM-PRO3"が搭載されていることが判明しました。詳細については後日特集記事を作成します。

※筆者所有品

※本人仕様のMG-M2Gはギターブックの写真からRM-PRO3オリジナルのブロックの一部を切断してアームバーのみフロイドローズ・オリジナルに換装しているのが確認できます。

※MG-MIIG 2号機はアームバーのみ換装

写真:2021年発行 リットーミュージック『TAK MATSUMOTO GUITAR BOOK』P.116

⇒2023/1/15更新
特殊仕様のRM-PRO3の特集記事を公開しました。
魔改造⁈松本さんのロッキンマジックプロは特殊仕様!

MG-MIII Custom Prototype Zebra (Bolt On Style)

写真:シンコーミュージック『GiGS』1993年11月号 P.165

写真:シンコーミュージック『GiGS』1993年10月号 P.47

前述のセットネック方式のMG-MIII Custom Prototypeと共に「B'z LIVE-GYM Pleasure '93 "JAP THE RIPPER"」でセットアップされていたボルトオン方式のMG-MIII Custom Prototypeで、ステージではドロップDチューニングで使用されており、映像作品『LIVE RIPPER』でその姿を見ることができます。

当時のバックステージの写真からこのモデルを少なくとも2本所有していたことがわかります(上の写真2枚目黄色枠内)。

こちらのネックはメイプル製のミディアムスケールになっているのが特徴で、ジョイント部はこれまでのMG-Mシリーズと違って2枚のプレートを介さずダイレクトに(ワッシャーを介して)4本のビスで結合されていて、市販のMG-MIIIとほぼ同様と考えて良さそうです。

ボディ材はメイプル・トップ、マホガニー・バックで、外観上はボディの形状がこれまでのMG-Mシリーズと同様に丸みを帯びていてゼブラ柄がセットネックのものより細かく、ボディ裏面まで施されています。

また、ハードウェアもこれまでのMG-Mシリーズと同様に黒が採用されています。

⇒2022/06/06更新
B'zのアルバム『LOOSE』発表時の機材紹介では「アルダー・ボディにボルトオン・ネックのMG-MIII(出典:シンコーミュージック『GiGS』1996年1月号 P.26)」と記載されていたこと、後述のナチュラルのボルトオンのモデルをよく見るとボディとネックの色味が近いことからメイプル・トップ、マホガニー・バックではない可能性もありそうです。

ロックピン取り付け位置を修正!

写真上:シンコーミュージック『GiGS』1993年11月号 P.165
写真下:2021年発行 リットーミュージック『TAK MATSUMOTO GUITAR BOOK』P.119

ボディ・エンド側のロックピンは「市販のMG-M Custom、MG-MIII」を含めて完成当初は中心からずらした位置に取り付けられています(上側の写真参照)。B'zのアルバム『The 7th Blues』発表時の専門誌の機材紹介時はまだオリジナルの位置でしたが「B'z LIVE-GYM '94 "The 9th Blues" ~Part 1~」(以下「9th Bluesツアー」)以降は他のMG-Mシリーズと同様にボディ・エンド中心に付け直されて現在に至ります。

これ以降製作された個体も同様にボディ・エンド中心に取り付けられていますが「市販のMG-M CustomとMG-MIII」は当初の仕様のまま継続販売されたようです(前述のセットネック方式のナチュラルも一般市場放出時の写真から中心に付け直されているのが確認されています)

写真:シンコーミュージック『GiGS』1994年1月号 裏表紙

MG-MIII Custom Prototype Natural (Bolt On Style)

写真:1993年発行 八曜社『B'z LIVE-GYM Pleasure '93 "JAP THE RIPPER" パンフレット』P.22

前述のボルトオン方式のプロトタイプにも無塗装のナチュラルのモデルが存在します。

この写真はRUNツアー時のもので、当時私が観た公演でもこのナチュラルのMG-Mが使用されていました。写真からわかるように2ボリュームもしくは1ボリューム・1トーンでピックアップ・セレクターの位置もこれまでのMG-Mシリーズとは違います。またノブ、セレクターの取り付け部にリセス加工が施されているのがわかります。

その他は前述のボルトオン方式のMG-MIII Custom Prototypeと同様のようですが、セットネック方式のナチュラルのモデルと違ってYAMAHAのロゴすら取り付けられていないのが特徴です。

MG-MIII Custom Prototype Zebra

写真左:シンコーミュージック『GiGS』1994年5月号 P.6
写真右:シンコーミュージック『YOUNG GUITAR』1999年1月号 P.49

9th Bluesツアーから登場した、市販品と同様にボディの縞模様が細かくなったモデルでゼブラ柄の違いから少なくとも2本は所有していたようです。

1本は後にサスティナー搭載(写真左)

写真:シンコーミュージック『GiGS』2001年1月号 P.76

写真:2021年発行 リットーミュージック『TAK MATSUMOTO GUITAR BOOK』P.118

この個体は完成当初はリアピックアップにはボビンに"Dimarzio"の刻印があることからヤマハOEMの"YGDH-6B (The Tone Zone)"がエスカッション・マウントされていて、フロントピックアップにはボビンの色合いとスクエアウィンドウなどの特徴から"Seymour Duncan: '59 Model"が搭載されていました。その後サスティナーが搭載され、リアピックアップもダイレクト・マウントに変更されて現在に至ります。

もう1本は現在TAKURO氏の手に(写真右)

写真:2019年発行 リットーミュージック『TAKURO GLAY』P.89

写真:2003年発行リットーミュージック『ギター・マガジン ピックアップ・ブック』P.25

もう一本の個体はフロント・リア共にエスカッションが付けられていますが、ピックアップはダイレクト・マウントされていて、ボビンの色合いとスクエアウィンドウなどの特徴からフロント・リア共に"Seymour Duncan: '59 Model"が搭載されていますちなみにフロントエスカッションは薄くて傾斜のないタイプが使用されています。

"MG-MIII Custom"は対レスポールというテーマのもとで開発されたモデルなのでピックアップがディマジオ製だったことに当時違和感を持っていましたが、9th Bluesツアーから"'59 Model"に換装しているのはメインギターがレスポールにシフトしていく中でMG-Mもアーミングを可能としながらもサウンドはよりレスポールに寄せる方向性を模索していたのではないかと思っています。

またこの個体のロック式トレモロユニットは黒メッキのフロイドローズ・オリジナルに換装されています。

写真:2019年発行 リットーミュージック『GUITAR MAGAZINE SPECIAL ARTIST SERIES TAKURO -GLAY-』P.89

現在はGLAYTAKURO氏が所有しており、最新の状態は『GUITAR MAGAZINE SPECIAL ARTIST SERIES TAKURO -GLAY-』で見ることができますが、ボディ・トップの縞模様が変色しているのがわかります。前述のサスティナー搭載モデルも変色しているのをエキシビションで確認していますので、もともとの塗料の性質による経年変化と思われます。

2本ともプロトタイプと判明

下の写真のようにバックパネルの形状と材質およびセットネック・ヒール形状の違いから、前述のサスティナー搭載モデルも含めてプロトタイプであることが判明しています(ということで長年にわたり「市販のMG-M Custom Zebra」はヤマハ製シグネチャー・モデルとしては数少ないドンズバ仕様とされていたのが覆されてしまいました…。とはいってもそれほど大きな違いは確認できませんでしたのでほぼ同じと言っていいと思います)。

写真左:2019年発行 リットーミュージック『GUITAR MAGAZINE SPECIAL ARTIST SERIES TAKURO -GLAY-』P.89
写真右:シンコーミュージック『GiGS』1995年3月号 P.21

MG-MIII Custom Red Sunburst

写真:シンコーミュージック『GiGS』1995年3月号 P.21

「B'z LIVE-GYM '94 "The 9th Blues" ~Part 2~」から登場した、ボディトップのキルテッドメイプルが印象的な1本で大手楽器店がヤマハにオーダーした特別モデルで極少数限定で市販もされました。松本さんはこのギターを数あるMG-Mシリーズで特に気に入っていると語っています。

当時の専門誌によるとボディ材はメイプルとマホガニーとの2層構造になっていて、ピックアップはフロント・リア共に"Seymour Duncan: '59 Model"がダイレクトマウントで搭載されています(当初はリア・エスカッションが外されていましたが下の写真のように現在は装着されています)。

写真:2021年発行 リットーミュージック『TAK MATSUMOTO GUITAR BOOK』P.120

当時の広告を持っていますので載せておきます。

写真:シンコーミュージック『YOUNG GUITAR』1995年5月号内広告

MG-MIII Custom Black Burst #1

写真左:シンコーミュージック『GiGS』1995年3月号 P.20
写真右:前掲書 1996年1月号 P.27

これも「B'z LIVE-GYM '94 "The 9th Blues" ~Part 2~」から登場した1本で、後に「B'z LIVE-GYM Pleasure '95 "BUZZ!!"」の演出用にレーザーを組み込んでボディトップには銀色のドラキュラのカッティングシートが貼られ(上の写真右)、エキシビジョンでも展示されました。

ボディ材はフレイムメイプル・トップ、マホガニー・バックとのことでバインディングが施されていて、マッチングヘッド、黒のハードウェア、ピックアップセレクターがトグルスイッチになっているのもこのモデルの特徴です。

⇒2021/08/27更新
このモデルはフロントピックアップがエスカッション装着前提で製作されているようで(実際にはダイレクトマウントですが…)、ダイレクトマウントのモデルと違ってフロントピックアップと指板エッジ間にエスカッション用の隙間が設けられてるためザグりの位置そのものが違います。そのためフロントピックアップがややブリッジ寄りなのが下の比較写真からもはっきりわかります。
その点を考慮するとトグルスイッチ採用による機能面だけでなく、サウンド面でも明確な意図を持たせたバリエーションモデルとして製作された個体と言えるかもしれません。

写真左:2021年発行 リットーミュージック『TAK MATSUMOTO GUITAR BOOK』P.119
写真右:前掲書 P.120

写真:シンコーミュージック『GiGS』1995年3月号 P.20

リアPUはリンディ・フレーリンの可能性大!!

写真:2021年発行 リットーミュージック『TAK MATSUMOTO GUITAR BOOK』P.119

写真:2003年発行リットーミュージック『ギター・マガジン ピックアップ・ブック』P.37

フロントピックアップはスクエアウインドウと外周のアセテートテープが片側のみに巻かれていることから前述のレッドサンバーストと同様に"Seymour Duncan: '59 Model"がダイレクトマウントされています。

リアピックアップはスクエアウィンドウなしの艶ありボビンに外周の黒いアセテートテープが片側のみに巻かれているなどの特徴から清正 」にも搭載されているリンディ・フレーリンの可能性が高いと思います黒くリフィニッシュされたレスポール・カスタム をはじめ複数の個体でリンディ・フレーリンに換装した結果が良好だったため清正もリンディ・フレーリンに換装したのではないかと個人的には思っています)。

また2018時点ではフロント、リア共にエスカッションが付けられています(エキシビションで確認済)。ちなみにフロントエスカッションは薄くて傾斜のないタイプが使用されています(下の写真参照)。

写真:プレイヤー・コーポレーション『Player』2018年6月号 P.64

MG-MIII Custom Black Burst (Gold Dracula)

写真:リットーミュージック『ギター・マガジン』1995年10月号 P.254

「B'z LIVE-GYM Pleasure '95 "BUZZ!!"」で登場した1本で、ボディトップに金色のドラキュラのカッティングシートが貼られていて、こちらのハードウェアはミラーブラックです。

その他は前述のブラックバーストと同様と思われますが、ギターテックによると現在は「再塗装されてRed Sunburstになっています(出典:2003年発行 エムアールエム『music freak magazine Vol. 101』P.40)」とのことです。

また、現在はヤマハで保管されていることがギターブックで判明しています。

MG-MIII Custom Double Neck #C-14694

写真:シンコーミュージック『GiGS』1996年1月号 P.27

写真:シンコーミュージック『GiGS』1996年1月号 P.27

B'zのアルバム『LOOSE』のレコーディングで使用されたダブルネックで、日本の時代劇の好きなアメリカのヤマハR&Dギター・ビルダーが「日本人のギタリストのために作りたい」ということで製作されたとのことでエキシビションでも展示されました。ビルダーの趣味が存分に反映された、凝ったインレイが指板に施されています。

ボディはキルテッドメイプル・トップ、マホガニー・バックで7ピースのメイプルネックにメイプル指板とのことで、コントロール系は上から6弦、12弦のピックアップセレクター、そして6弦と12弦の切替え用トグルスイッチが配置されていて、6弦と12弦を同時に鳴らすこともできるそうです。

ピックアップはフロント・リアにはディマジオ製が搭載されていてリアピックアップはボビンに"Dimarzio"の刻印があるので、市販品のMG-M CUSTOMと同様にヤマハOEMの"YGDH-6B (The Tone Zone)"を搭載、フロントも同様に"YGDH-5B (PAF)"を搭載していると推察されます。また、MG-MIII Customとしては唯一センターピックアップが配置されていて、こちらは外観からヤマハ純正と推察されます。

おわりに

今回は"YAMAHA MG-MIII Custom"についてまとめました。表立って使用されたのは1993年~1995年と短く、以降アームを必要とする楽曲では"MUSIC MAN: EVH"が使用されようになるためすっかりサスティナーを必要とする楽曲のレコーディング専用機となってしまった感がありますが、今でも中古市場でかなりの高値で取引きされていて人気のあるモデルです。

近年の松本さんは1991年製ゴールド・トップやピンクの"MUSIC MAN: EVH"など1990年代のメインギターを再びステージで多用するようになってきているので、是非ともMG-Mシリーズも使ってほしいと思っています。

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